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【知る】お茶と料理Vol.2 和食の傾向と日本茶

【知る】お茶と料理Vol.2  和食の傾向と日本茶

和食に緑茶(日本茶)が添えられてきたのは、殺菌力の高さだけではないようです。

和食と言えば「塩」「醤油」「だし」がよく用いられ、俗に「だしの食文化」とも言われます。

だし文化の特徴は、水分と塩分が多い(高い)ことです。

塩分を多量に摂取すると、塩分に含まれるナトリウムがむくみの原因の1つになります。

対策となるのがカリウムで、緑茶(日本茶)にはカリウムが多く含くまれています。

カリウムとナトリウムをバランス良く摂取することで「むくみを解消する」効果もあります。

 

また、ご飯、干物、煮物、みそ汁などを主食とした場合、ビタミンや鉄分が不足しますが、「緑茶」にはこれらに不足しがちなビタミンや鉄分が豊富に含まれています。

 

また、現代の日本人はミネラルが不足がちと言われています。

緑茶(日本茶)はカリウムやカルシウム、マンガンなどのミネラル、そしてビタミンCなども豊富に含んでいて、野菜や果物をとるのと同様、これらの栄養素を補うには緑茶(日本茶)はとても有効なものなのです。

 

このようにお茶は日本の食生活と密接に関連してきました。

パン食やパスタが増え、和食が減ってきた現代の食生活を鑑みると、淹れたての緑茶があまり飲まれなくなってきたのが頷けるとともに、それはそれで寂しい気がします。

 

※実は和食の途中に、お茶を飲みたいときは、緑茶よりも、ほうじ茶の方が太らない身体づくりにはおすすめです。

なぜなら、緑茶は体の内熱をさます効果があります。(ビールと一緒です。ちなみにワインも体を冷やします)

だからせっかく食事によってエネルギーを燃やそうとし始めているときに、緑茶を飲むと身体をさましてしまい、代謝が落ちてしまうからです。

だから食事中はほうじ茶で、引き続き体内を 温めておいて、食後に緑茶を飲むことで、内臓の熱をさまし、消化促進を促すという とても昔ながらの食事とお茶(日本茶)は、理にかなっているのです。